エアバス, エアライン, 機体 — 2017年8月28日 16:00 JST

カンタス航空、A380改修へ 全12機、ビジネス・プレエコ増加

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 カンタス航空(QFA/QF)は、12機保有するエアバスA380型機の内装を順次刷新する。ビジネスとプレミアムエコノミーを増加させ、エコノミーを減らす。改修の終了は2020年を見込む。

A380の改修を進めるカンタス航空=14年5月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 カンタス航空のA380は現在、4クラス484席(ファースト14席、ビジネス64席、プレミアムエコノミー35席、エコノミー371席)を設定。改修後は4クラス485席(ファースト14席、ビジネス70席、プレミアムエコノミー60席、エコノミー341席)とし、ビジネスを6席、プレミアムエコノミーを25席増加し、エコノミーは30席減少する。

 現在はメインデッキ(1階席)にファーストとエコノミー、アッパーデッキ(2階席)にビジネスとプレミアムエコノミー、エコノミーを設置している。改修後はアッパーデッキのエコノミー30席を廃止し、ビジネスとプレミアムエコノミーのみとする。

 改修は2019年第2四半期(10-12月期)から着手し、2020年末までには終了する見込み。

 カンタス航空は、A380を欧州や米大陸路線などに投入。シドニーとメルボルンから、ロサンゼルス線やドバイ経由のロンドン線などで運航している。

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