ジャムコ(7408)は、エアバスから構造部材の品質や供給について表彰を受け、「Zero Concession Award」を受賞した。
ジャムコグループは、エアバス機のうちA350 XWBを除く機種の垂直尾翼や、総2階建ての超大型機A380の2階床構造部材を、ジャムコが独自開発し特許を取得したプリプレグを用いた炭素繊維複合材の連続成形製法「ADP(Advanced Pultrusion)製法」で製造・供給している。
ジャムコによると、ADP製法の特徴である極めて安定した内部品質や、寸法精度の高さで製品供給パフォーマンスを高く維持していることが、評価されたという。
また、A350についても、貨物室床下構造材(カーゴストラット)を2016年4月からエアバスへ供給している。
・ジャムコ、純損失3億円 17年4-6月期、シート開発コストかさむ(17年8月17日)
・ジャムコ、エアバスのサプライヤー表彰で総合2位(17年4月17日)
・ジャムコ、A350向け貨物室床下構造材を初出荷(16年5月13日)