全日本空輸(ANA/NH)は、国際線エコノミークラス全路線で宮城県の日本酒「一ノ蔵 特別純米酒 辛口」を、9月1日から提供する。エコノミーでの日本酒提供は、8年ぶりとなる。
現在、ANAの国際線ではファースとビジネス、プレミアムエコノミーで日本酒を提供しているが、エコノミーでは提供していない。機内で乗客がもっとも多いエコノミーでも用意することで、より多くの人に日本酒の魅力を知ってもらうきっかけにする。
提供する銘柄では、一ノ蔵の地元である宮城県で誕生した米の品種「ササニシキ」と「蔵の華」を使用。米本来の柔らかなうま味がバランスよく溶け、上品で深みのある味わいだという。
ラベルは、ANA便による空の旅をイメージし、白地にブルーを基調としたデザインにした。
ANAによると、国際線エコノミークラスでは、過去にも日本酒を提供したことがあるという。直近では、2005年3月から2007年3月まで、新潟・白瀧酒造の「上善如水 純米」(150ml)を、2007年4月から2009年10月までは、同じ日本酒の180mlタイプを提供していた。
・ANA、機内食人気No.1は「ビーフシチュー」と「牛すきやき丼」 12月から国際線登場(17年8月19日)
・ANA、羽田-香港増便 広島-札幌2年ぶり再開、17年度下期(17年8月23日)
・ORC、福岡-宮崎10月就航 ANAとコードシェア、Q400投入(17年8月24日)
・ANAカーゴ、767貨物機15周年でデカール機 中国人社員がデザイン(17年8月23日)
・ANA、新千歳の新ラウンジ9月13日新装オープン 前日にファン向け見学会(17年8月21日)