羽田空港国際線旅客ターミナルの名称が変更になることが、Aviation Wireの取材でわかった。国内線ターミナルが第2ターミナルまであることから「第3ターミナル」に改める案が有力で、2020年までに第2の一部国際化と同時に変更する。
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羽田は2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催に向けて、国際線の年間発着回数を、現在の9万回から飛行経路の見直しにより最大3.9万回増の12.9万回とし、国内線と合わせて48.6万回に拡大する計画。国際線の旅客数は、2015年の1259万人から1.6倍の1964万人に増える見通し。
国際線と国内線を結ぶトンネルを整備するほか、全日本空輸(ANA/NH)などが乗り入れる国内線第2ターミナルの南側を増改築して国内線と国際線共用とし、北側に国内線用の搭乗施設を整備する。
南側の増築部分は、延床面積が約6万平方メートル、既存建物上部への増築部分が約7200平方メートル、改修部分が約2万1000平方メートルで、増築部分は地上5階地下1階建てとなり、2019年12月の完成を目指す。
北側の国内線施設は、サテライト部分の延床面積が約8400平方メートル、ボーディングステーションは約430平方メートルが3カ所で、サテライトは地上3階建て、ボーディングステーションは地上2階建てとなる。ターミナルを運営する日本空港ビルデング(9706)は、竹中工務店と契約を結んだ。完成はボーディングステーションが2018年4月中旬、サテライトが同9月末となる見込み。
空港ビルでは第2ターミナルの一部国際線転用について、北側の国内線施設を含めて総事業費約750億円の投資を計画している。
第2ターミナルへ新たに国際線が乗り入れることから、既存の国際線ターミナルの名称を変更することで、利用者にわかりやすい案内を目指す。
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羽田空港国際線旅客ターミナル
羽田空港国内線旅客ターミナル
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