羽田空港国内線ターミナルを運営する日本空港ビルデング(9706)の2017年4-6月期(第1四半期)連結決算は、純利益が前年同期比45.3%増の26億4000万円だった。2016年1月に銀座に開業した、空港型市中免税店の売上が堅調に推移していることや、訪日客を中心とする旅客増が奏功した。2018年3月期通期予想は据え置いた。
—記事の概要—
・17年4-6月期
・18年3月期通期予想
17年4-6月期
4-6月期の売上高は517億5900万円(前年同期比5.9%増)、営業利益は27億8700万円(61.6%増)、経常利益は37億5800万円(39.5%増)の増収増益となった。
羽田の国内線旅客は前年同期を上回った。免税店などを運営する羽田国際線ターミナルや成田空港、関西空港などの国際線旅客は、訪日外国人が増加した。
セグメント別では、家賃収入など施設管理運営業は、営業収益が138億円(前年同期比7.7%増)、営業利益は16億7900万円(29.3%増)。営業収益のうち、家賃収入は航空会社への貸出が増えたことなどで、前年同期を上回った。施設利用料収入も、旅客数増に伴う国内線旅客取扱施設利用料の増加により、前年同期を上回った。また、羽田の国際線ターミナルでの業務受託料収入などの増加も奏功した。
物品販売業は、営業収益が
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