ジェットスター・ジャパン(JJP/GK)は8月8日、有料会員制度「Club Jetstar(クラブジェットスター)」を約3年ぶりに刷新した。
Club Jetstarは、ジェットスター・グループの有料会員制度。ジェットスター・ジャパンでは、2014年5月27日に導入した。国内LCC初の有料会員制度で、会員限定セールなどを実施してきた。今回刷新した新制度は、8月3日から試験運用を開始し、8日の本稼働となった。
今回の刷新で、入会金は従来価格から610円(18.5%)値上げして3900円、年会費は549円(16.2%)引き上げて3939円に改定。初年度の年会費は引き続き無料とした。入会には無料の会員登録(マイジェットスター)が必要で、入会金や年会費の支払いは、クレジットカード払いで、次年度以降は自動更新となる。
値上げの一方、会員向け価格を新設。セール以外でも、一般向けより安価な運賃を提供する。同社ウェブサイト予約画面に、会員向け価格を青紫色で表示する。
受託手荷物や座席指定の料金も、予約時に限り20%割引になる特典を用意した。1回の予約時に会員向け価格で予約可能な人数は、従来最大9人までだったが、最大5人までに見直した。
また、ホテルの割引やWi-Fiルーターのレンタル料金割引など、提携会社のサービス利用時の特典を順次拡充していくという。
ジェットスター・ジャパンは2012年7月3日就航。現在は21機のエアバスA320型機(1クラス180席)で、国内線16路線と国際線9路線の計25路線を運航している。
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Club Jetstar
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