エアライン, ボーイング, 企業, 機体 — 2017年8月3日 23:43 JST

BOC、737 MAX 10を10機確定発注

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 ボーイングは現地時間8月3日、シンガポールを拠点とする航空機リース会社で、中国銀行の子会社BOCアビエーションから、737 MAX 10を10機確定受注したと発表した。6月に開かれたパリ航空ショーで、発注意向を示していたもの。カタログ価格で総額約12億5000万ドル(約1381億円)にのぼる。

BOCアビエーションの737 MAX 10のイメージイラスト(ボーイング提供)

 737 MAX 10は、ボーイングが6月のパリ航空ショーで開発を発表した機体で、737では胴体長がもっとも長くなる。737の発展型で新型エンジンを採用した737 MAXの中では5機種目となり、長胴型である737 MAX 9の胴体を66インチ(約1.7メートル)延長し、最大1クラス230席仕様にできる。定員増加に伴いドアを追加し、翼や圧力隔壁なども改良する。エンジンは他の737 MAXと同様、CFMインターナショナル製LEAP-1Bを2基搭載する。

 ボーイングは、737 MAX 10XはエアバスのA321neoと比較し、運航コストを座席または輸送距離あたりで5%削減するとしており、これまででもっとも収益性の高い単通路機だとしている。

 パリ航空ショー期間中、737 MAX 10はコミットメントを含めて326機を受注。この時点では168機が確定受注、125機が既存受注分からの変更で、新規の確定受注は43機だった。

関連リンク
737 MAX 10(Boeing)
Boeing
ボーイング・ジャパン

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