宮崎空港に本社を構えるソラシドエア(旧スカイネットアジア航空、SNJ/6J)が、8月1日で就航15周年を迎え、宮崎発羽田行き6J54便では、就航当時と現行の制服を着用した客室乗務員が乗務し、就航当時と同様、お茶菓子をドリンクとともにサービスした。
54便では、客室の責任者を務める落合良子さんと、後方に乗務する三澤さやかさんの2人が、現行の2代目制服を着用。落合さんと前方を担当する朝日千栄さんと後方乗務の櫻井希美さんが、就航当時の初代制服を着て乗務した。
初代制服はスカートやスカーフに宮崎県花のハマユウがあしらわれ、乗客からは懐かしむ声が聞かれた。現行である2代目は、2011年に現在の社名でもあるブランド「ソラシドエア」を導入した際、同時に着用を開始した。
ソラシドは2002年8月1日に宮崎-羽田線の運航を開始。12機のボーイング737-800型機(1クラス174席)で、羽田-宮崎、熊本、長崎、鹿児島、大分線の羽田発着5路線、那覇-宮崎、鹿児島、神戸、中部、石垣線の那覇発着5路線の計10路線を運航している。
54便の出発前、宮崎空港で開かれた式典で髙橋宏輔社長は、乗客や列席した関係者にこれまでの利用に対して謝辞を述べた。「中期計画で掲げているグローバルエアラインを目指す」と決意を示した。
54便は乗客133人(幼児4人)を乗せ、定刻の午前10時35分に出発。羽田には定刻より8分早い午後0時2分に到着した。
九州・沖縄に根付いた航空会社を目指すソラシドは、就航15周年を記念して機内で沖縄の「オリオンビール」の販売を開始。そら豆入りのおつまみ付きで500円。ソラシドがアルコール飲料を機内販売するのは初めて。
*歴代制服フライトの写真特集はこちら。
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ソラシド エア
写真特集・ソラシドエア就航15周年歴代制服フライト
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