国土交通省航空局(JCAB)は12月4日、北朝鮮が10日から22日にかけて発射を予告しているミサイル(自称・地球観測衛星「光明星3号」)について、国内の航空各社に注意喚起を行った。
国際民間航空機関(ICAO)からミサイルの打ち上げ地点と落下区域の情報提供を受けた。情報によると、北朝鮮は10日から22日の日本時間午前7時から午後0時にかけて、黄海とフィリピン東方海域を危険区域に設定した。今回の北朝鮮による事前通報では、第1と第2段階の落下区域に加えて「フェアリング」の落下区域を指定しており、人工衛星の発射と主張したいようだ。
JCABでは、いわゆる地球観測衛星が南西諸島上空を通過することが予想されるため、韓国とフィリピン両国のノータムと併せて注意するよう、呼びかけている。
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国土交通省