日本貨物航空(NCA/KZ)は、8月1日からの国際貨物便の燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)を、7月分と比較し引き下げる。
貨物1キログラムあたりの燃油サーチャージは、北米や中南米、欧州、アフリカ、中東などの遠距離路線を37円に、アジア遠距離を31円に、香港や中国、台湾などのアジア近距離を26円に引き下げる。
NCAは7月分のサーチャージを、6月分と同額で設定。6月分は北米や中南米、欧州、アフリカ、中東などの遠距離路線は44円、アジア遠距離は37円、香港や中国、台湾などのアジア近距離は31円だった。
貨物便の燃油サーチャージは、シンガポールで取引されるジェット燃油価格で算出。8月分の基準となる6月の平均価格は1バレルあたり57.13米ドルで、7月分の基準となった5月と比較し3.89ドル低下。5月の平均価格は1バレルあたり61.02ドルで、前月比で2.9ドル低下した。
8月分の燃油サーチャージ(括弧内は7月分、それぞれ貨物1キログラムあたり)
TC1(主に北米・中南米) 37円(44円)
TC2(欧州・アフリカ・中近東) 37円(44円)
TC3遠距離(下記以外のTC3) 31円(37円)
TC3近距離(香港・中国・台湾) 26円(31円)
関連リンク
日本貨物航空
・NCA、国際貨物サーチャージ据え置き 17年6月分(17年5月16日)