ジャムコ(7408)は11月30日、航空機器製造の100%子会社ジャムコ エアロマニュファクチャリングを2013年1月4日に設立すると発表した。同年4月の操業開始を予定している宮城県名取市の新工場で、航空機用炭素繊維構造部材やエンジン部品などを生産する。
資本金は1億円で、代表者にはジャムコの航空機器製造カンパニー・バイス・プレジデントの比留間正和氏が就任予定。従業員は13年度末で80人程度を予定しており、一部はジャムコが一時的に雇用する形で現地採用済み。設立後もパート従業員を採用するという。
新工場で生産する航空機用機器は、現在は東京・三鷹市のジャムコ本社に隣接する工場で行っている。これらを新工場へ移管し、ジャムコが新会社へ生産を委託する。
売上高は13年が10億円、14年と15年は毎年13億円を見込む。新会社設立によるジャムコの12年度業績への影響は軽微で織り込み済み。
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