ジェットスター・ジャパン、上海デイリー化検討　片岡会長「予約好調」

　ジェットスター・ジャパン（JJP/GK）の片岡優会長は6月21日、2日に週4往復で運航を開始した成田－上海線について、将来的なデイリー（1日1往復）化を目指す考えを示した。

上海線の見通しを述べるジェットスター・ジャパンの片岡会長（左）＝17年6月21日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

　同社は2016年11月1日に、成田－上海線を今年1月に開設すると発表。ところが1月6日に、浦東空港の混雑悪化を理由に中国当局の就航許可が下りない可能性があるとして、1月23日に予定していた就航を延期した。4月5日に「6月2日就航」を発表し、運航を開始した。

　片岡会長は、浦東空港の発着枠の問題ですぐにはできないとした上で、「デイリー化を目指している」と述べた。

　同路線について片岡会長は「6月中はほぼ毎日満席で、7月の予約状況もかなり好調」とし、「就航が遅れ、お客さまにはご迷惑をおかけした」と続けた。

　成田－上海線は、成田を夜出発し、早朝に到着するスケジュールで運航。成田からは月曜と水曜、金曜、日曜発、上海からは月曜と火曜、木曜、土曜発で運航する。

　運航スケジュールは、上海行きGK35便が成田を午後10時15分に出発し、翌日午前0時40分。成田行きGK36便は午前2時5分に上海を出発し、午前6時10分に到着する。

運航スケジュール（6月2日から10月28日）
GK35 成田（22:15）→上海（翌日00:40）運航日：月水金日
GK36 上海（02:05）→成田（06:10）運航日：月火木土

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