エアバス, 機体 — 2017年6月21日 21:11 JST

エアバス、A320にも内装新ブランド 「エアスペース」、バッグ8つ収納

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 エアバスは、A350 XWBとA330neo向けの機内内装「エアスペース(Airspace)」を、A320型機向けにも導入すると現地時間6月19日に発表した。パッケージでの提供は2020年からを予定し、既存機への改修装備も可能になる。

エアスペースを導入したA320の天井(エアバス提供)

 A330neoなどに導入するエアスペースは「コンフォート(快適性)」と「アンビエンス(雰囲気、環境)」、「サービス」「デザイン」の4つをコンセプトとして開発。LED照明を採用し、オーバーヘッドビン(手荷物収納棚)を拡大する。

 「コンフォート」では、リラックスできる空間を提供する。「アンビエンス」では、ムード照明を採用し静粛性を重視。「サービス」では、機内エンタテインメントシステム(IFE)やラバトリー(化粧室)、オーバーヘッドビンなど、乗客と乗務員向けに機能を強化した。

 A320では、これまでバッグ5個分だったオーバーヘッドビンに8個を収納。垂直に収納できるようにする。窓枠はシェードと一体化し、A350のような広めの窓を備える。

エアスペースを導入したA320エコノミークラスの座席(エアバス提供)

エアスペースを導入したA320の照明パターン(エアバス提供)

エアスペースを導入したA320の窓(エアバス提供)

関連リンク
Airspace(Airbus)

エアバス、内装新ブランド「エアスペース」 A330neoに採用(16年3月24日)

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