フィリピンのセブパシフィック航空(CEB/5J)は現地時間6月7日、エアバスA321従来型(A321ceo)を7機発注したと発表した。また、年内に導入予定だったA321neoの受領時期の変更も発表した。
A321ceoはカタログ価格で総額8億12000万ドル(約894億3300万円)。2018年3月から受領を開始する。
32機発注済みのA321neoは当初、今年9月から2021年にかけて受領する予定だったが、搭載する米プラット・アンド・ホイットニー(PW)製「PW1100G-JM」の遅延により、受領時期を変更。2018年第4四半期から2022年にかけて受領する。
同社の保有機材は現在61機で、内訳はA330-300(436席)が8機、A319(156席)が4機、A320(180席)が36機、ATR72-500(76席)が8機、ATR72-600(78席)が5機。A321neoの受領後は、日本の北部への就航も視野に入れる。
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セブパシフィック航空
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