企業, 空港 — 2012年11月28日 05:00 JST

オリックスと九電工、枕崎空港跡地にメガソーラー

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 オリックス(8591)と九電工(1959)は11月27日、鹿児島県枕崎市の枕崎空港跡地にメガソーラー発電所を建設すると発表した。最大出力は8557キロワット(8.5メガワット)で、年間予想発電量は一般家庭約2740世帯分の年間消費電力に相当する986万キロワットアワー。仮称は枕崎メガソーラー発電所で、2014年3月の運転開始を目指す。空港跡地を活用したメガソーラー事業は全国初。

枕崎メガソーラー発電所(仮称)のイメージイラスト(オリックスの資料から)

 枕崎空港は日本初のコミューター空港として1991年1月に開港したが、利用低迷が続いているため、枕崎市が2013年3月末での廃港を決定。跡地をオリックスと九電工に貸し出す。

 設置面積は12万9000平方メートルで、5万3480枚のパネルを設置する予定。空港のターミナルは一部を改修し、太陽光発電所の仕組みが分かる展示物や環境学習などの研修スペースを設ける。また、空港敷地内に天文観測所を設置し、地域住民が利用できるようにする。

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枕崎空港
オリックス
九電工

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