エアバスは現地時間5月24日、インドのビスタラ(VSS/UK)に同社向け初号機となるA320neo(登録番号VT-TNB)を引き渡したと発表した。ビスタラの機材としては14機目で、BOCアビエーションからのリースで導入した。
ビスタラのA320neoは3クラス158席(ビジネス8席、プレミアムエコノミー24席、エコノミー126席)を設定。エンジンはCFMインターナショナル製LEAP-1Aを選定した。今後、7機をBOCアビエーションからのリースで導入する。
胴体下部には、ビスタラとA320neoのロゴをデザインした。
ビスタラは印タタ・サンズとシンガポール航空(SIA/SQ)の合弁会社で、2015年1月9日に商業運航を開始。現在はインド国内線のみの運航で、デリーを拠点にムンバイやアーメダバード、ハイデラバードなどに乗り入れている。
現在はA320従来型(A320ceo)を13機運航している。座席数はA320neo同様、3クラス158席(ビジネス8席、プレミアムエコノミー24席、エコノミー126席)を設定している。
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