FDA、岩手県との命名権延長　金色9号機で

　フジドリームエアラインズ（FDA/JH）は5月19日、岩手県とのネーミングライツ契約を延長すると発表した。「黄金の國、いわて。」号と命名した、エンブラエル175（E175）型機の9号機（登録番号JA09FJ）の運航を継続する。

岩手県がネーミングライツを取得したFDAの9号機（同社提供）

　両者は、県営名古屋（小牧）－花巻線の就航5周年を迎えた2016年5月21日にネーミングライツを締結。機体後部にロゴと岩手県のマスコットキャラクター「そばっち」がデカールで描かれ、前部左ドアにもそばっちのデカールが貼られた。

　締結2年目を迎えることし5月21日からは、機内ヘッドレストカバーに県産米「金色の風」のブランドロゴもデザインし、協同でプロモーションを展開する。

　21日からは、往復航空券や岩手のおいしいものをプレゼントするキャンペーンを開始。FDAの公式ツイッターとインスタグラムで展開し、小牧－花巻線の航空券をペア1組に、三陸産のイクラやいわて短角牛などを15人にプレゼントする。8月31日まで。

　FDAの岩手路線は小牧－花巻線のみで、現在は1日4往復を運航している。同社の機体はそれぞれ色が異なるのが特徴で、2015年3月23日に小牧に到着した9号機には、ゴールドを施した。

県産米「金色の風」をPRするFDA9号機のヘッドレストカバー（イメージ、同社提供）

県産米「金色の風」をPRするFDA9号機のヘッドレストカバー（イメージ、同社提供）

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