エアバスは現地時間11月23日、開発中の次世代中型機A350 XWBの静的構造試験を行う機体が施設に移動したと発表した。型式証明を取得するため、同試験を地上で始める。
機体は今週初めに仏トゥールーズ・ブラニャック空港の最終組立工場から向かい側の試験施設へ移動。制限荷重や最大荷重の検証などを行う。
A350 XWBファミリーは3機種で構成。長距離路線を飛行でき、航続距離は最大1万5580キロ(8500海里)。座席数は標準の3クラス仕様でA350-800が270席、A350-900が314席、A350-1000は350席となる。