JAL、787でドラえもんJET　羽田発中国2路線、18日から

　日本航空（JAL/JL、9201）は5月12日、人気キャラクター「ドラえもん」を描いた特別塗装機「JALドラえもんJET」（ボーイング787-8型機、登録番号JA837J）を、中国路線に投入すると発表した。2016年に引き続きの運航で、中国本土での知名度向上を図る。

JALの787特別塗装機「JALドラえもんJET」（同社提供） (C) Fujiko-Pro,Shogakukan,TV-Asahi,Shin-ei, and ADK

16年9月から運航を開始したドラえもんJET＝16年9月21日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　羽田－北京、広州線の2路線で運航する。北京線には5月18日から27日と、6月2日から7月7日まで投入し、広州線では5月28日から6月1日と、7月8日から31日まで運航する。北京線は午前9時10分羽田発JL21便と、午後9時5分羽田着JL22便が対象となる。

　デザインは2016年9月から運航を開始したドラえもんJET（767-300ER、JA610J）を踏襲。ドラえもんを3Dで描き、東京スカイツリーなど東京の街並みをデザインした。後部ドアにはドラえもんのひみつ道具「どこでもドア」を描いた。ドラえもんは前回、前方にデザインしていたが、今回は後方に移した。

　このほか、中国市場向けにドラえもんと共同でプロモーションを展開。機内では、ドリンクをドラえもん仕様の紙コップで提供する。また、オリジナルデザインのポストカードも用意する。羽田－北京、広州線以外の中国線も対象となる。

　JALとドラえもんのタイアップは今回で5度目。1回目は2010年2月から4月まで映画版ドラえもんの30周年を記念し、777-300の国内線仕様機（JA8941）を羽田発着の国内線幹線（札幌、伊丹、福岡、那覇）などで運航した。2回目は2012年12月から4カ月間、『映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館（ミュージアム）』とのタイアップで、国内線に特別塗装機（767-300ER、JA656J）を投入した。

　3回目は2016年9月から、国際線で運航中の特別塗装機（767-300ER、JA610J）で、成田－上海線を中心に中国路線で5月末まで運航している。4回目は、2016年12月から国内線に投入している特別塗装機（767-300、JA622J）で、5月末までの運航を予定している。

運航スケジュール
羽田－北京（5月18日から27日、6月2日から7月7日）
JL21 羽田（09:10）→北京（12:05）
JL22 北京（16:30）→羽田（21:05）

羽田－広州（5月28日から6月1日、7月8日から31日）
JL87 羽田（08:50）→広州（12:30）
JL88 広州（14:30）→羽田（19:45）

関連リンク
日本航空
DORAEMON CAMPAIGN（日本航空、中国語）

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