エアバス, エアライン, ボーイング, 機体 — 2017年5月2日 12:40 JST

ハワイアン航空、機体デザイン変更 16年ぶりロゴも

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 ハワイアン航空(HAL/HA)は現地時間5月1日、新ロゴと機体デザインを発表した。機体には、パカラナのレイをデザイン。ロゴは背景にあった花模様を取り除き、女性のイラストを際立たせた。2020年までに順次導入する。

新デザインを施したハワイアン航空のA330(イメージ、同社提供)

16年ぶりに変更したハワイアン航空のブランドロゴ(同社提供)

 新デザインはボーイング717型機(登録番号N488HA)から導入を開始し、2017年から受領を開始するエアバスA321neoにも施す。

 尾翼などに描かれているブランドロゴ「プアラニ(空の花)」は、頭に付けたハイビスカスの色を鮮やかにした。背景の花模様はシンプルな円形にし、ロゴ文字も細い書体に変更した。ロゴ変更は2001年以来16年ぶり。

 また2017年からは新制服を導入。力を合わせることを意味するハワイ語「クウ・マコウ」をテーマに、社員やデザインスタジオのスタッフなどが検討を重ねたもので、客室乗務員や地上係員など5000人が着用する。

 ハワイアン航空は現在、A330-200を23機、767-300ERを8機、717を20機所有している。2017年第4四半期からはA321neoの受領を開始し、2020年までに18機を保有する見込み。また、子会社のオハナ・バイ・ハワイアンはATR42-500型機を3機運航している。

新デザインを施したハワイアン航空のA330(イメージ、同社提供)

従来の機体デザインを施すハワイアン航空のA330=16年12月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

ブランドロゴの変遷(ハワイアン航空提供、Aviation Wire作成)

関連リンク
ハワイアン航空
Hawaiian Airlines Unveils New Brand and Livery(YouTube、2分51秒)

ハワイアン航空、A321neoの客室デザイン公開 乗った時からハワイ体感(17年4月5日)
ハワイアン航空、羽田-コナ就航 深夜便で週3往復(16年12月22日)
ハワイアン航空、17年から新制服 「クウ・マコウ」テーマに(16年11月18日)
ハワイらしさ追求した新シート 写真特集・ハワイアン航空ビジネスクラス(16年10月29日)
ハワイアン航空、A330neoを19年受領開始(16年10月25日)

  • 共有する:
  • Facebook
  • Twitter
  • Print This Post