スターフライヤー(SFJ/7G、9206)は4月28日、国際線定期便への再参入を目指す方針を、同日発表した中期経営計画で示した。2018年10月28日に始まる冬ダイヤからの就航を目指す。
スターフライヤーは2012年7月12日に、初の国際線定期便として北九州-釜山線を開設したが、経営悪化に伴い2014年3月29日を最後に撤退。現在国際線はチャーター便のみで、2016年5月のゴールデンウィークに実施した北九州-台北(桃園)間のチャーターを、今年も同時期に実施する。
現在は10機のエアバスA320型機(1クラス150席)で、羽田-北九州線、関西線、福岡線、山口宇部線、中部-福岡線の国内5路線を運航。7月4日から10月10日まで、北九州-那覇線を夏季限定の季節便として、1日1往復運航する。
那覇へスターフライヤーが定期便を運航するのは初めて。新規路線の開設は、2014年10月26日就航の羽田-山口宇部線以来となる。中期計画では、2018年以降の運航継続も検討するとしている。
また、2018年6月に通算15号機の導入を計画。国際線再参入では、チャーターで実績を積む台北など、アジア路線の開設を目指す。
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スターフライヤー
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