ロシアのS7航空(SBI/S7)は現地時間4月28日、ウラジオストク-関西線の運航を開始した。週2往復を運航する。同社の関空就航は初めて。関空着の初便は、放水アーチで出迎えられた。
機材はエアバスA320型機(158席:ビジネス8席、エコノミー150席)。水曜と金曜の週2往復を運航する。5月19日から6月16日までは週1往復のみの運航で、金曜発着のみ設定する。
関西行きS7 569便はウラジオストクを午後1時30分に出発し、午後2時40分に到着する。ウラジオストク行きS7 570便は関空を午後3時45分に出発し、午後7時5分に到着する。
ウラジオストクからの初便となったS7 569便(A320、登録番号VQ-BRC)は午後2時過ぎに関空に到着。放水アーチが出迎えた。出発初便となったS7 570便は、午後4時すぎに関空を離陸した。
同路線は同じ航空連合、ワンワールド・アライアンスに加盟する日本航空(JAL/JL、9201)とコードシェア(共同運航)を実施する。
S7航空は現在、成田に乗り入れており、関空路線は日本3路線目となる。2017年夏ダイヤではウラジオストクから週4往復、ハバロフスクから週2往復を運航している。
ウラジオストク-関西線の運航は2008年夏ダイヤ以来、約9年ぶりの再開となる。以前はウラジオストク航空(VLK/XF、当時)が週2往復を運航していた。
運航スケジュール
S7 569 ウラジオストク(13:30)→関西(14:40)運航日:水金
S7 570 関西(15:45)→ウラジオストク(19:05)運航日:水金
関連リンク
S7 Airlines
関西国際空港
・関空、9年ぶりのウラジオストク便 S7航空、4月から週2往復(17年1月27日)
・JAL、S7航空とのコードシェア拡大 関空-ウラジオストク線(17年4月24日)