エアバス, エアライン, 機体, 空港 — 2017年4月28日 19:38 JST

S7航空、関西-ウラジオストク就航 週2往復、9年ぶり路線復活

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 ロシアのS7航空(SBI/S7)は現地時間4月28日、ウラジオストク-関西線の運航を開始した。週2往復を運航する。同社の関空就航は初めて。関空着の初便は、放水アーチで出迎えられた。

関空着を放水アーチで出迎えられるS7航空のウラジオストク発S7 569便初便=17年4月28日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 機材はエアバスA320型機(158席:ビジネス8席、エコノミー150席)。水曜と金曜の週2往復を運航する。5月19日から6月16日までは週1往復のみの運航で、金曜発着のみ設定する。

 関西行きS7 569便はウラジオストクを午後1時30分に出発し、午後2時40分に到着する。ウラジオストク行きS7 570便は関空を午後3時45分に出発し、午後7時5分に到着する。

 ウラジオストクからの初便となったS7 569便(A320、登録番号VQ-BRC)は午後2時過ぎに関空に到着。放水アーチが出迎えた。出発初便となったS7 570便は、午後4時すぎに関空を離陸した。

 同路線は同じ航空連合、ワンワールド・アライアンスに加盟する日本航空(JAL/JL、9201)とコードシェア(共同運航)を実施する。

 S7航空は現在、成田に乗り入れており、関空路線は日本3路線目となる。2017年夏ダイヤではウラジオストクから週4往復、ハバロフスクから週2往復を運航している。

 ウラジオストク-関西線の運航は2008年夏ダイヤ以来、約9年ぶりの再開となる。以前はウラジオストク航空(VLK/XF、当時)が週2往復を運航していた。

関空着を放水アーチで出迎えられるS7航空のウラジオストク発S7 569便初便=17年4月28日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

関空に到着したS7航空のS7 569便=17年4月28日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

プッシュバックされるウラジオストク行き初便のS7 570便=17年4月28日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

関空のグランドハンドリングスタッフに見送られるウラジオストク行き初便のS7 570便=17年4月28日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

関空を離陸したウラジオストク行きS7 570便初便=17年4月28日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

運航スケジュール
S7 569 ウラジオストク(13:30)→関西(14:40)運航日:水金
S7 570 関西(15:45)→ウラジオストク(19:05)運航日:水金

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