バニラエア(VNL/JW)は4月27日、就航する奄美大島などの世界遺産登録に向け、機体にロゴステッカーを貼ったと発表した。今後全機の前方左ドア付近に「世界自然遺産候補地」のステッカーを貼り、2018年夏のユネスコ世界自然遺産登録に向けた活動を応援する。
世界遺産登録を目指しているのは、奄美大島と徳之島、沖縄島北部、西表島。バニラは2014年7月1日に成田から奄美大島へ就航し、2017年夏ダイヤの初日である3月26日には、関西空港からも運航を始めた。関空と奄美大島を結ぶ路線は、1998年以来19年ぶりの復活となった。成田と関空はいずれも、バニラの単独路線となっている。
バニラではこれまでも、奄美大島線の着陸時に、アマミノクロウサギの保全に関する機内アナウンスを行うなど、地域の自然保護活動をサポートしてきた。
バニラは現在、エアバスA320型機(1クラス180席)を12機運航。2017年度は15機となり、2020年度末までに25機体制を構築する。
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バニラ・エア
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