中部空港(セントレア)を運営する中部国際空港会社は4月14日、シアトル近郊のペインフィールド空港を運営するワシントン州スノホミッシュ郡と、空港運営などに関する覚書を締結した。
ペインフィールド空港は1936年に開港。ボーイング787型機の製造拠点であるエバレット工場に隣接し、3本の滑走路を運用している。中部地域で生産された787の主要部位を搭載し、セントレアから出発する専用貨物機「ドリームリフター」の目的地のひとつとなっている。
セントレアに2018年夏にオープンする商業施設「FLIGHT OF DREAMS」に屋内展示される787の飛行試験初号機「ZA001」(登録番号N787BA)が、2009年に初飛行した空港としても知られている。
両空港では、空港運営の情報・意見交換、事業に対する相互支援を行っていく。
関連リンク
中部国際空港 セントレア
Paine Field Airport
セントレアと787
・中部の787展示施設、シアトルのビールレストラン出店 スタバも(17年1月27日)
・セントレアの787展示施設、18年夏開業へ 米国外初のボーイングストア常設(16年11月9日)
・セントレアの787初号機ZA001、17年度に展示へ 商業施設を整備(16年3月31日)
・787初号機ZA001、セントレアで贈呈式 公開時期は未定(15年7月7日)
・歴史的な787初号機、セントレアで余生 写真特集・ZA001中部到着(15年6月23日)
・787初号機ZA001、セントレア到着 故郷へ里帰り(15年6月22日)
セントレア関連
・セントレアと台中、友好空港に 定期便目指す(17年4月7日)
・中部空港、LCCターミナル17年度内着工 年間450万人計画(17年4月4日)