韓国LCCのジンエアー(JNA/LJ)は、IATA(国際航空運送協会)が策定した国際的な航空安全監査プログラム「IOSA(IATA Operational Safety Audit:国際運航安全監査)」の認証を、このほど更新した。
ジンエアーは、2009年3月にIOSA認証航空会社として認証を取得。IOSAは2年おきに更新する必要があり、同社は2016年10月に組織、運航、整備、運航管理、客室、地上操業管理、貨物、航空保安の8分野、940項目以上の安全監査を受け、更新が認められた。
同社よると、2016年は安全システムのメインテナンス、訓練や教育の充実、安全管理組織の強化など、航空の安全確保に関する分野に約10億円投資したという。
IATAの統計によると、現在世界415社の航空会社がIOSA認証を取得。2011年から2015年までで、IOSA認証を受けた航空会社全体の事故発生率は、認証を受けていない航空会社の約3分の1だという。
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ジンエアー
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