企業, 空港 — 2017年3月22日 23:10 JST

京急、羽田で「ロボホン」レンタル 訪日客に多言語観光ガイドロボ、4月から

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 京浜急行電鉄(9006)とシャープ(6753)、海外旅行用Wi-Fiルーターのレンタル事業などを手掛けるビジョン(新宿区)、ロボットアプリなどを開発するフューブライト・コミュニケーションズの4社は3月22日、羽田空港で多言語観光ガイドを行うロボットのレンタルサービスを、4月25日から始めると発表した。

羽田国際線ターミナル駅でロボホンを手にする外国人=17年3月22日 PHOTO: Yoshikazu TSUNO/Aviation Wire

ロボホンを手にする京急電鉄羽田空港国内線ターミナル駅の市川秀雄駅長=17年3月22日 PHOTO: Yoshikazu TSUNO/Aviation Wire

 シャープが開発した日本語と英語、中国語に対応したコミュニケーションロボット「ロボホン」を京急が扱い、京急の羽田空港国際線ターミナル駅構内にビジョンが展開する「グローバルWiFi」の店舗で貸し出す。返却は羽田のほか、成田と関西、中部、福岡の各空港内にある同店舗でも受け付ける。

 ロボホンには、フューブライトが開発したアプリ「ロボてなし」をインストール。位置情報に合わせて、ロボホンがおすすめスポットを利用者に紹介する。

 また、写真撮影やプロジェクターでの写真や動画の表示、ダンスや歌なども3つの言語で提供。ロボホンには電話機能があるが、SIMカードは含まれず、Wi-Fiルーターを一緒に貸し出す。

 同店舗ではロボホンのレンタルのほか、ロボホンのプラモデルや駅員の制帽や赤色旗のペーパークラフト、制服のシールなどのグッズも扱い、日本人にはロボホン本体も販売する。

 ロボホン本体のレンタル料金は、24時間1500円(税抜)、48時間3000円、72時間4000円。72時間以降は12時間ごとに500円がかかる。

羽田国際線ターミナルのグローバルWiFIのカウンターでロボホンを手にする外国人=17年3月22日 PHOTO: Yoshikazu TSUNO/Aviation Wire

京急の制服や制帽をまとったロボホン=17年3月22日 PHOTO: Yoshikazu TSUNO/Aviation Wire

京急の制服や制帽をまとったロボホン=17年3月22日 PHOTO: Yoshikazu TSUNO/Aviation Wire

ロボホンを手にする京急電鉄羽田空港国内線ターミナル駅の市川駅長=17年3月22日 PHOTO: Yoshikazu TSUNO/Aviation Wire

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