日本航空(JAL/JL、9201)は、成田からバリ(デンパサール)への直行便を、6月にチャーター便で復活させる。2010年9月30日の運航を最後に撤退して以来、約6年8カ月ぶりの運航となる。
JALの成田-バリ線は、2010年1月19日の経営破綻後、同年4月に運休が決定。1日1往復(週7往復)運航していた同路線は、関西-バリ線(週7往復)とともに運休し、バリから撤退した。
JALはバリと同時期に、サンパウロ、アムステルダム、ミラノ、ローマ、ブリスベン、ハワイ島コナから撤退している。
今回のチャーターは、6日間の旅程。6月17日と20日、23日に成田を出発する。成田からバリ島のデンパサール空港までの飛行時間は約7時間30分で、乗り継ぎに3時間必要なジャカルタ経由と比べると、約5時間20分の短縮になる。
いずれの旅程も土日が含まれることから、JALは休暇の取得日数が少ない点をアピール。乗り継ぎがないことから、小さな子連れでも旅行しやすいとして、子供用に「キッズ料」を設けた。
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