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羽田空港の国内線ターミナルを運営する日本空港ビルデング（9706）と国際線ターミナルを運営する東京国際空港ターミナル（TIAT）は3月16日、英国を本拠地とする航空業界の調査・格付け会社SKYTRAX（スカイトラックス）社が実施する空港総合評価「ワールド・エアポート・アワード2017」で、世界第2位を受賞したと発表した。また、清潔な空港部門は2年連続、国内線空港部門は5年連続で1位を獲得した。
SKYTRAXの空港総合評価で2位を獲得した羽田空港＝16年12月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
2位を受賞したのは「The World’s Best Airports」部門で、前年の4位から2ランク上昇した。1位を獲得したのはチャンギ国際空港（シンガポール）で、5年連続での受賞となった。
清潔な空港を評価する「The World’s Cleanest Airports」は、2年連続で1位を獲得。空港内の清潔さや快適さなどが評価された。2位は仁川国際空港、3位は中部国際空港が獲得した。
国内線空港を評価する「World’s Best Domestic Airports」は5年連続で1位を獲得。国内線ターミナルの使いやすさやアクセスの利便性などが評価された。2位は上海虹橋国際空港、3位は天津浜海国際空港で、いずれも中国の空港が受賞した。
World Airport Awards 2017は世界の空港550カ所を対象にした満足度調査。105の国と地域、1382万人の旅客を対象にアンケートを実施し、チェックインや出発・到着、乗り継ぎ、ショッピング、出発時のセキュリティーなどを評価した。
関連リンク
World Airport Awards（SKYTRAX）
羽田空港 国内線
羽田空港 国際線
・羽田空港、5つ星3年連続で授賞式 スカイトラックス調査（16年11月24日）
・羽田空港、3年連続5つ星 スカイトラックス、清潔な空港部門でも（16年9月20日）