キャセイパシフィック航空(CPA/CX)が現地時間3月15日に発表した2016年12月期通期決算は、純損益が5億7500万香港ドル(約85億1000万円)の赤字(15年通期は60億香港ドルの黒字)と、8年ぶりに最終赤字を計上した。売上高は前期(15年通期)比9.4%減の927億5100万香港ドルだった。株式を持ち合う中国国際航空(エアチャイナ、CCA/CA)への身売り説については否定した。
燃油市況が下落し、航空会社には有利な状況となったものの、キャセイは現在の価格を大きく上回っていた際の燃油費ヘッジで損失が生じ、相殺された。また、中国本土と世界の主要都市を結ぶ直行便が増え、LCCとの競争が一段と激化したことが、業績悪化につながった。同社では、他社との競争激化がもっとも大きく影響したと説明している。
業績悪化により、一部ではエアチャイナへ身売りするのではとの臆測が出ていたが、キャセイの広報担当者はこれを否定。ジョン・スローサー会長は「2017年も厳しい
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