日本政府観光局(JNTO)が3月15日に発表した訪日外客数2017年2月推計値によると、訪日客数は前年同月比7.6%増の203万5800人で、2月の最高記録を更新した。出国日本人数は11.8%増の148万8000人で、9カ月連続で前年を上回った。
これまでの2月の最高記録は、2016年の189万1375人。月間の訪日客数は、2014年3月から36カ月連続で100万人を突破した。
JNTOが「重点市場」と定める20の国・地域のうち、韓国と中国、タイ、インドネシアなど、13市場で2月の過去最高を記録した。一方で、台湾と香港、シンガポール、マレーシア、英国、フランスの6市場は前年を割り込んだ。
JNTOでは2月の結果について、中華圏の旧正月休暇・春節が1月末から始まったことや、うるう年だった2016年と比較し1日少なかったことから、伸び率は一桁に留まったと分析。一方で航空路線の新規就航や増便、クルーズ船寄港数の増加のほか、継続的な訪日旅行プロモーションが、訪日者数の増加に寄与したと見ている。
方面別に見ると、アジアでは
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