台湾のチャイナエアライン(中華航空、CAL/CI)と子会社のマンダリン航空(華信航空、MDA/AE)は、国際線利用客が航空券購入時に支払う燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)について、日本発着路線で引き上げる。2017年4月1日から5月31日発券分が対象。
台湾発着の札幌や成田、羽田、関西などへの路線はこれまでの片道あたり500円から1500円に、広島や高松、福岡などは400円から1500円に、那覇は300円から800円に、石垣は100円から800円に、成田-ホノルル線は2000円から4000円に引き上げる。
台湾以遠では、香港線を片道あたり1000円、中国大陸各都市と、ソウルや釜山、ホーチミンなどアジア短距離区間、バンコクやシンガポール、ジャカルタなどアジア長距離区間は3000円、デリー線と北米、欧州、オセアニア路線は7000円を、それぞれ継続する。
改定後の燃油サーチャージ(括弧内は改定前)
台湾-新千歳・成田・羽田・静岡・中部・富山・関西:1500円(500円)
台湾-広島・高松・福岡・熊本・宮崎・鹿児島:1500円(400円)
台湾-那覇:800円(300円)
台湾-石垣:800円(100円)
成田-ホノルル:4000円(2000円)
台北-高雄:適用なし(適用なし)
台湾-香港:1000円(1000円)
台湾-中国・韓国・東南アジア・ミクロネシア:3000円(3000円)
台湾-アジア長距離区間:3000円(3000円)
台湾-インド亜大陸・北米・ヨーロッパ・オセアニア:7000円(7000円)
台中-那覇:1100円(600円)
アジア短距離:ソウル、プサン、マニラ、カリボ、ホーチミン、ハノイ、プノンペン
アジア長距離:バンコク、ヤンゴン、クアラルンプール、ペナン、シンガポール、スラバヤ、ジャカルタ、デンパサール
インド亜大陸:デリー
ミクロネシア:グアム、コロール
北米:バンクーバー、ニューヨーク、ロサンゼルス、サンフランシスコ、ホノルル
欧州:ローマ、アムステルダム、ウィーン、フランクフルト
オセアニア:シドニー、ブリスベン、メルボルン、オークランド、クライストチャーチ
・チャイナエアライン、日本路線でサーチャージ再設定 17年2-3月分(16年12月24日)