国土交通省航空局(JCAB)は2月2日、米国の貨物航空会社・アトラスエアー(GTI/5Y)から出されていた外国人国際航空運送事業の経営許可申請を許可したと発表した。3月2日から、成田に週4便を乗り入れる。
ダラスとシカゴ、アンカレッジの3地点を経由し、成田に乗り入れる。火曜と木曜、土曜、日曜に運航し、それぞれで路線が異なる。
火曜はダラスを出発しシカゴを経由する。木曜はシカゴを出発しダラスを経由する。その後は2便ともアンカレッジを経由し成田に到着する。成田からはアンカレッジを経由し、シカゴに向かう。
土曜はシカゴから成田に到着し、アンカレッジを経由後、シカゴに戻る。日曜はシカゴ出発後にダラスとアンカレッジを経由し、成田に到着。成田を出発後はアンカレッジを経由しダラスに戻る。
アトラスエアーは米国内外で運航する貨物航空会社で、機材は747-400F型機や747-8Fなど、すべてボーイング機で運航している。
航空貨物の運航のほか、リース事業も展開。オンラインショップ「Amazon(アマゾン)」と、767-300旅客機から貨物機に改修した貨物機「Amazon One(アマゾンワン)」のリース20機で合意している。このほか、787の大型部位輸送に使用している747-400LCF「ドリームリフター」の運航も受託している。
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