日本航空(JAL/JL、9201)は2月1日、環境省が展開する国立公園のピーアール活動への協力を開始すると発表した。機内誌や機内ビデオで国立公園を紹介するほか、国立公園を核とした旅行商品を企画し、観光促進を図る。
両者は2016年11月、「国立公園オフィシャルパートナーシップ」を締結。国内33カ所ある国立公園への観光促進を図ることで、自然環境の保全に理解を深め地域の活性化を促すなど、国内外からの観光客誘致を図る。2020年12月末まで展開する。
JALは2月からパートナーシップ活動を本格始動し、機内誌での紹介から開始する。第1弾は青森と秋田、岩手の3県にまたがる十和田八幡平(はちまんたい)国立公園を特集。以降、毎月1カ所ずつ取り上げる。
環境省は、JALを含む計12社と国立公園オフィシャルパートナーシップを締結している。航空会社では全日本空輸(ANA/NH)とも締結。このほかJR各社や旅行代理店などが加わっている。
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