LOTポーランド航空(LOT/LO)は現地時間1月31日、ボーイング787-9型機を3機リース導入すると発表した。米航空機リース会社アビエーション・キャピタル・グループ(ACG)とリース契約で合意した。初号機は2018年3月に受領し、ニューヨークやシカゴなどの高需要路線に投入する。
LOTの787-9は計294席を設定する。ビジネス24席、プレミアムエコノミー21席、エコノミー249席で、現在保有する標準型の787-8(252席:ビジネス18席、プレミアムエコノミー21席、エコノミー213席)と比較すると、計42席増加する。エンジンは英ロールスロイス製トレント1000を採用する。
同社は現在787-8を6機保有し、北米やアジアなど長距離路線に投入している。7月と8月には1機ずつを受領し、計8機を完納予定となっている。
4月からは長距離路線拡大を図り、ロサンゼルスとニューアークへの乗り入れを開始。7月にはクラクフ-シカゴ線を直行便で開設するほか、成田とソウル(仁川)の2路線を増便する。
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LOTポーランド航空
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