日本航空(JAL/JL、9201)は国際線ファーストクラスで、仏サロン社の高級シャンパン「シャンパーニュ サロン 2006 ヴィンテージ」を1月10日から提供する。今春以降の日本国内での一般販売に先駆けて用意する。
シャンパーニュ サロンは、希少性が高く入手困難なことから「幻のシャンパン」とも呼ばれている。JALにはソムリエ資格を持つ客室乗務員が約770人おり、知識やサービスが生産するサロン社に認められ、2007年12月から国際線ファーストクラスで提供している。
サロンを機内で提供しているのは、世界の航空会社でJALのみ。現在提供しているのは「2004 ヴィンテージ」となる。
1900年代初めに設立されたサロン社は、完璧なバランスのシャンパンを醸造するために、原料のブドウが不作の年には作らず、適したブドウが収穫された年のみサロンを生産している。
熟成期間も一般的なシャンパンが約3年間なのに対し、サロンは少なくとも10年間かける。20世紀に醸造されたのは30数回のみであることから、幻のシャンパンと呼ばれている。出荷本数も、通常のシャンパンが数十万から数百本単位なのに対し、数万本にとどまる。
JALによると、「2006 ヴィンテージ」はよく熟したブドウを思わせる果実味の豊かさが表現され、柑橘(かんきつ)類のニュアンスにホワイトペッパーや熟したカリン、石灰やパンのようなイーストの風味、複雑かつ新鮮で香り高いアロマを有しているという。
対象路線は成田発着がニューヨーク(JL6便)、シカゴ、ロサンゼルス、シドニー、ジャカルタ線、羽田発着がサンフランシスコ、ロンドン、パリ線。
関連リンク
スカイスイート 777(日本航空)
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シャンパーニュ サロン関連
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