エアバス・ヘリコプターズ・ジャパン(旧ユーロコプタージャパン)は、警察庁から小型双発ヘリ「H135」を2機受注したと12月26日に発表した。2019年に受領し、和歌山県警と熊本県警に配備される。
今回導入するH135は、国内では初めてエアバス・ヘリが開発した最先端のアビオニクス「ヘリオニクス」を装備。統合型グラスコックピットと4軸デジタルオートパイロットによりパイロットの負担を軽減し、安全性が向上したという。
H135はドクターヘリなどにも使われる多用途向け小型双発ヘリで、世界各国で運用中の機体は約1200機。国内では86機導入され、このうち10機が警察で運用されている。
また、警察庁が2015年に購入契約を締結したAS365 N3+とH155が今月納入され、福岡県警にAS365 N3+が、香川県警にH155がそれぞれ配備された。