ボーイングは現地時間12月22日、500機目の787型機をコロンビアのアビアンカ航空(AVA/AV)へ引き渡したと発表した。
500機目となったのは787-8(登録番号N793AV)。座席数は2クラス250席(ビジネス28席、エコノミー222席)で、エンジンは英ロールスロイス製トレント1000を採用している。アビアンカは2006年10月4日に787-8を15機発注しており、2014年12月17日に初号機を受領した。
787は2011年9月25日、ローンチカスタマーの全日本空輸(ANA/NH)へ初号機となる787-8の中距離国際線仕様機(登録番号JA801A)が引き渡された。世界初の787の商業フライトは、2011年10月26日の成田発香港行きチャーター便のNH7871便で、定期便は国内線が2011年11月1日の羽田発岡山行きNH651便、国際線は2012年1月14日の羽田発北京行きNH1255便だった。
ボーイングによると、航空会社48社が787で530路線以上を運航しており、これまでに69万6000便の商業フライトが運航され、1億3300万人の旅客が運ばれたという。また、世界中で120路線以上の直行便が新設された。
11月末現在、1210機を受注。内訳は標準型の787-8が431機、長胴型の787-9が625機、超長胴型の787-10が154機で、半数以上の51.7%が787-9となっている。
日本の航空会社では、ANAを傘下に持つANAホールディングス(9202)が世界最多となる83機(787-8:36機、787-9:44機、787-10:3機)、日本航空(JAL/JL、9201)が45機(787-8:25機、787-9:20機)発注している。両社とも787-8は全機受領済み。
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Avianca
Boeing
ボーイング・ジャパン
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