LCCの香港エクスプレス航空(HKE/UO)は、同社向け初号機となるエアバスA320neo(登録番号B-LCL)を現地時間12月12日に導入した。ノルウェーの会社からのリースで導入する。同社18機目の機体で、2018年末までに50機体制を構築する。
香港エクスプレス航空のA320neoには米プラット・アンド・ホイットニー(PW)製GTF(ギヤード・ターボファン)エンジン「PW1127G-JM」を搭載。機体後部のラバトリー(化粧室)やギャレー(厨房設備)を効率良い新レイアウトで配置する「スペース・フレックス」を導入し、座席数は従来より8席多い1クラス188席とした。
ノルウェー・エアシャトル(NAX/DY)を傘下に持つノルウェーのリース会社、アークティック・アビエーション・アセッツから計12機をリース導入する計画で、2号機は2017年初頭に受領する見込み。
香港エクスプレス航空は11月末現在、A320を15機、A321を2機保有。A320neoは計12機、A321は10機の導入を計画している。
関連リンク
香港エクスプレス航空
Norwegian
Airbus
エアバス・ジャパン
・香港エクスプレス航空、188席仕様のA320neo導入 50機体制へ(15年12月21日)
・ANA、日本初のA320neo羽田到着 大型機並み装備、1月から国際線(16年12月17日)