エアライン, ボーイング, 機体 — 2012年10月24日 10:38 JST

日航の737、エンジン内のブレード損傷

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 10月20日、日本航空(JAL、9201)の羽田発松山行きJL1471便(ボーイング737-800型機(登録番号JA342J)、ジャルエクスプレス(JEX)運航便)がエンジントラブルで羽田空港へ引き返した。JALの調査によると、エンジン内のタービンブレード複数枚が損傷し、高圧圧縮機(コンプレッサー)のブレードにも損傷がみられたという。国土交通省の運輸安全委員会(JTSB)は、重大事故につながる可能性があったとして、24日から調査を始める。

エンジントラブルが起きたジャルエクスプレスの737の同型機=12年10月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 JL1471便は、定刻の午後7時15分から6分遅れの21分に羽田空港を出発。36分に離陸したが、進行方向左側にある第1エンジンの回転数が低いことと排気ガスの温度が高いことを計器が表示したため、第1エンジンを停止。43分に引き返しを決定し、午後8時10分に羽田へ着陸して17分にスポット(駐機場)に到着した。

 乗員6人と乗客138人の計144人にけがはなかった。また、エンジン内部のみの損傷で機体に異常はないという。当該機は羽田の格納庫に入っており、エンジンの修理には2、3カ月かかる見込み。

 JALでは「お客様にご迷惑をおかけし大変申し訳ございません。JTSBの調査に協力して参ります」と話している。

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日本航空

【お知らせ】
登録番号を追記しました。(2012年10月24日 16:30 JST)

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