エアライン — 2016年11月23日 12:21 JST

せとうちSEAPLANES、霞ヶ浦へ水陸両用機

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 常石造船を中核とするツネイシホールディングス(広島県福山市)傘下の「せとうちSEAPLANES」(広島県尾道市)は11月23日、茨城県の霞ヶ浦へ水陸両用機を飛ばす。遊覧飛行の可能性などを調査する。

せとうちSEAPLANESのKODIAK100(同社サイトから)

 せとうちは、今年1月15日付で国土交通省大阪航空局から、航空運送事業の許可を取得。機材は米アイダホ州に本社がある小型航空機メーカー、クエスト・エアクラフト・カンパニーの単発機「KODIAK100(コディアック100)」(乗員席含め10席)で、離着水できる「フロート」を付けて運航している。クエスト社は2015年2月、ツネイシHD傘下のせとうちホールディングスが、100%子会社化している。

 8月10日からは、約50分の遊覧飛行「せとうちディスカバリーフライト」の営業を開始。水上を離着陸する国内路線の運航は半世紀ぶりで、尾道市浦崎町のベラビスタマリーナ内にあるオノミチフローティングポートを出発し、尾道水道、因島、生口島、多々羅大橋、能島、岩城島・生口島の間、因島・地蔵鼻をめぐり、尾道水道を経てオノミチフローティングポートへ戻る。

 23日に飛来するコディアック100は、霞ヶ浦の土浦港沖に着水。同港の南東に位置する美浦村沖に離着水する。

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せとうちSEAPLANES

水陸両用機で瀬戸内遊覧「せとうちSEAPLANES」就航(16年8月11日)

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