マレーシア航空(MAS)は11月に予定していた成田-クアラルンプール線へのエアバスA380-800型機の投入を中止し、11月24日からロンドン線をA380によるダブルデイリーに変更する。
MASはA380を6機発注済みで、7月1日からクアラルンプール-ロンドン線で運航開始。9月末までに2機を受領している。10月末までに3号機と4号機の受領を予定しており、これらの機材をロンドン線に投入し、週あたりの座席数は16%増加する。
2013年3月1日からは現在ボーイング777型機で運航しているクアラルンプール-パリ線にもA380をデイリーで導入する。
MASのA380の座席数は3クラス494席で、ファースト8席、ビジネス66席、エコノミー420席。メインデッキにファーストと350席のエコノミー、アッパーデッキにビジネスと70席のエコノミーを配置した。A380を運航する航空会社としては8番目で、エンジンはロールスロイス製Trent 900(トレント900)を採用している。
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マレーシア航空