全日本空輸(ANA、9202)は10月17日から羽田空港国内線第2ターミナルの手荷物検査後の制限エリア内などで、11月公開予定のアニメ映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』とのタイアップ企画「ANA × EVANGELION」の第2弾を開始する。2013年1月14日まで。空港内で楽しめるスマートフォン用アプリの配信や大型フィギュアの展示、搭乗者を対象としたグッズプレゼント、特設サイトでのオリジナル壁紙配信などを行う。
カメラ付きスマートフォンやタブレット端末でアプリケーション「ANAエヴァAR」を起動し、制限エリア内の出発ロビー2カ所に設置されたポスターの画像にカメラをかざすとAR体験(拡張現実体験)が始まる。6月から行われた第1弾のアプリからARコンテンツを拡充し、3種類体験できるようにした。
第1弾のアプリでは、カメラを窓の外に向け、画面の指示に従ってアプリを操作すると実物大のエヴァンゲリオン初号機が画面内に登場したが、今回は2号機も追加。アプリは位置情報により羽田空港にいることを確認するため、スマートフォンの設定を位置情報が利用できる状態にする必要がある。また、今回は伊丹空港の出発側制限区域内でも行う。
アイコンが緑色の第1弾のアプリをすでにインストールしている場合、アップデートを行うとアプリのアイコンが黒色になり、今回のコンテンツが利用できるようになる。動作環境はアンドロイド版がAndroid OS 2.3以上を搭載した機種、iOS版はiOS 5.0以上搭載のiPhone 4以降の端末。いずれも無料で、アンドロイド版はGoogle Playからダウンロードでき、iOS版はApp Storeから17日以降ダウンロード可能になる予定。
また、13年1月までの期間中は羽田空港国内線第2ターミナル2階の出発ロビー45番カウンター前に、ANAカラーの特別塗装が施された全高約2メートルのエヴァンゲリオン初号機のフィギュアを展示する。