10月28日午前7時40分ごろ、ベトナム航空(HVN/VN)のホーチミン発成田行きVN300便の機内で、乗客が嘔吐などの症状を訴え、成田着後に病院に搬送された。
VN300便は午前7時43分、成田空港に到着。成田市消防本部によると、搬送されたのは神奈川・伊勢原市の私立向上(こうじょう)高校に通う2年生34人で、下痢や吐き気を訴えたという。
同校によると、34人の生徒のうち29人が成田赤十字病院に、5人が成田富里徳洲会病院に搬送された。入院した34人全員は、同日午後1時ごろに退院できる見込み。34人は、ベトナム滞在中に体調不良を訴えていなかったという。
体調不良を訴えた生徒以外についても、同校では成田空港での待機を指示。午前10時ごろ、同校が手配したバスで帰宅した。
同便には向上高校の2年生251人、教職員13人の計264人が修学旅行で搭乗。10月24日から5日間の日程で、ホーチミンを訪れていた。