成田市が成田空港の隣接地域で運営する「さくらの山公園」に、航空機の部品を再利用したグッズを販売する店舗「フライトショップ・チャーリイズ」が、11月3日にオープンする。公園を管理する成田市・さくらの山管理組合が、地元在住の航空写真家チャーリィ古庄さんに協力を依頼したもので、成田空港を拠点とする3社のLCCのオリジナルグッズなどを取り揃えるほか、航空写真を撮る人向けにデジタル一眼レフカメラを貸し出す。
さくらの山公園は、空港に隣接する小高い丘に位置し、さくらの木の下で航空機の離着陸が眺められることから、航空写真を撮影する名所のひとつとなっている。2015年3月26日には、観光物産館「空の駅 さくら館」がオープン。館内の物販コーナーには、地域の野菜や土産物、パンなどを揃え、休憩コーナーや授乳室も設けている。
管理組合では、今回オープンする店舗を「航空機ファン向けのサービスステーション」と位置づけ、古庄さんがプロデュースした。航空機で実際に使用されていたビジネスクラスのシートや、窓などの航空機部品を扱うほか、救命胴衣を使ったバッグや航空機用タイヤを使ったテーブルなどのオリジナル商品も販売する。
また、デジタル一眼レフカメラの貸し出しなどにより、女性を中心とする航空写真ファンの撮影を支援していく。
さくらの山公園の場所は、千葉県成田市駒井野1353-1。店舗の営業時間は午前10時から午後6時までで、年中無休。
オープン当日の11月3日には、午前10時からはオープニングセレモニーを開催。午前11時からは、成田を拠点とするジェットスター・ジャパン(JJP/GK)とバニラエア(VNL/JW)、春秋航空日本(SJO/IJ)の客室乗務員が登場し、撮影会が開かれる。