日本政府観光局(JNTO)が10月19日に発表した訪日外客数2016年9月推計値によると、訪日客数は前年同月比19.0%増の191万8200人で、9月の最高記録を更新した。出国日本人数は1.3%増の154万5000人で、4カ月連続で前年を上回った。
これまでの9月の最高記録は、2015年の161万2208人。月間の訪日客数は、2014年3月から2年7カ月連続で100万人を突破した。JNTOが「重点市場」と定める20の国・地域のうちロシアを除く19市場で9月の過去最高を記録した。
JNTOでは今回の結果について、韓国の旧盆休暇「秋夕」(チュソク)や中華圏の中秋節、マレーシアの学校休暇に加え、航空路線の新規就航や増便、断続的な訪日プロモーションにより需要増につながったと分析。クルーズ船は台風の影響によりキャンセルが重なったものの、中国からの寄港が70隻以上あったことにより、訪日客が増加したと見ている。
方面別に見ると、アジアでは中国が
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