デルタ航空(DAL)とアラスカ航空(ASA)はシアトル路線の拡大とサービス向上計画を実施する。米国運輸省(DOT)に申請中の羽田-シアトル直行便の就航を目指すほか、2013年6月から成田-シアトル線の機材をボーイング747-400型機に大型化する。
成田線のビジネスクラスにはフルフラットシートを導入し、エコノミークラスは全席に新型オンデマンドエンターテインメントシステムを装備する。747の座席数は、ビジネス48席、エコノミーコンフォート42席、エコノミー286席の全376席。
関西空港と北京、パリ路線には、10月28日から内装を更新したボーイング767-300ER型機を導入。フルフラットシートや新型エンターテインメントシステムを備える。また、上海の浦東空港を結ぶ直行便開設を申請中で、シアトルとニューヨークのジョン・F・ケネディ空港を結ぶ路線は増便し、機材は更新を行ったものを用意する。
羽田-シアトル線の承認が得られた場合、運航開始は13年3月30日、機材は767-300ERとなる予定。シアトル発が午後7時35分で、羽田着が翌日午後10時。羽田発は午前0時で、シアトルには前日午後5時に到着する。