成田国際空港会社(NAA)は9月29日、第2と第3のターミナル間を運行するバスについて、10月から所要時間を短縮すると発表した。構内道路を一部新設することで、走行距離の短縮を図る。また、運行間隔も短くする。
第2ターミナル北側に道路を新設し、新設により走行距離はこれまでの2.5キロから900メートルに、所要時間を11分から4分にそれぞれ短縮する。10月25日午前4時30分から運用を開始する。
道路新設に伴い、バス停も移設。これまでのバスレーンから第2ターミナル脇に移設し、利用客の利便性向上を図る。運行間隔は、これまでの最長8分から5分に短縮する。
構内道路は一方通行で、従来のルートの場合、空港東通りや東成田駅などを経由する必要があった。新しいバス停や道路は、6月から整備を開始。以前は駐車場があったスペースに設置した。
NAAの夏目誠社長は3月、連絡バスの運行ルート短縮を検討していることを明らかにしていた。
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成田国際空港
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