日本航空(JAL/JL、9201)は10月の1カ月間、国内の22空港に巨大カボチャ「でかぼちゃ」を展示する。ハロウィンにちなんだ催しで、カボチャの重量を予測して往復航空券をプレゼントするキャンペーンも実施する。
でかぼちゃは北海道東部の佐呂間町で生産されたもので、羽田や成田、伊丹、那覇などの幹線空港のほか、旭川や青森、小松、山口宇部、松山、与論、石垣など各空港のJALチェックインカウンター付近に展示。佐呂間町最寄りの女満別空港でも展示する。
重さは見た目のみで予測する。実重量に近い上位100人に、でかぼちゃの種をプレゼント。最も正確に予測した1人には羽田-女満別線の往復航空券、2位から51位の50人に佐呂間町の特産品もプレゼントする。
対象空港に設置した応募専用はがきでエントリーする。締め切りは11月7日の消印有効とする。
でかぼちゃの種は、2017年春ごろに当選者に届ける。当選者はカボチャを栽培し、2017年9月に佐呂間町で開催されるカボチャをテーマにした祭り「シンデレラ夢まつり」でのジャンボかぼちゃ重量コンテストにエントリーすることもできる。参加者特典として、JALはカボチャ輸送時の受託手荷物追加代金を無料とする。上限は50キロ。
佐呂間町内ではカボチャの生産が盛んで、ハロウィン向けの観賞用カボチャのほか、冬至向け「くり将軍」などを出荷している。また、同町のイメージキャラクター「ももちゃん」はカボチャをモチーフとし、隣接自治体との境界に掲げる「カントリーサイン」にカボチャの絵を採用するなど、街のシンボルとして親しまれている。
JALによると、巨大カボチャは大きいもので直径50センチ、重さ40キロを超えるものもあるという。
巨大カボチャ展示空港
北海道:女満別、旭川、帯広
東北:青森、秋田、花巻、仙台
関東:羽田、成田
北陸:新潟、小松
東海:中部
関西:伊丹、但馬
中国・四国:山口宇部、松山
九州:大分、長崎、熊本、与論
沖縄:那覇、石垣