春秋航空日本(SJO/IJ)は8月25日、成田-関西線を開設すると発表した。9月28日から1日1往復を運航する。同社の関西乗り入れは初めて。親会社の春秋航空(CQH/9C)運航便と合わせ、訪日客の利用拡大を狙う。
運航機材はボーイング737-800型機で、普通席189席。スケジュールは曜日により異なる。初便となる水曜の場合、関空行きIJ651便は正午に成田を出発し、午後1時30分に到着する。成田行きIJ652便は関空を午後2時35分に出発し、午後4時に到着する。
関空行きIJ651便は日曜に10分早発着する。成田行きIJ652便は木曜に5分、日曜に35分、それぞれ早発着する。
成田ではLCC専用の第3ターミナルを使用。関空では春秋航空同様、第1ターミナルに乗り入れる。
春秋航空は関空に11都市から乗り入れている。9月は蘭州から上海(浦東)経由で1日1往復、上海から蘭州発を含め1日2往復、天津と武漢から週4往復ずつ、鄭州から揚州経由で週4往復、重慶と青島から週3往復ずつ、福州と西安から週2往復ずつ、長春から週1往復を運航する。
春秋航空日本は2014年8月に運航を開始した。当初は成田-佐賀と広島、高松の国内3路線を運航していたが、高松は2015年10月に撤退。2016年8月20日には札幌への乗り入れを開始し、現在は3路線を運航している。同年2月には初となる国際線の運航を開始。成田-武漢線を週3往復、重慶線を週4往復運航している。
成田-関西線は現在、LCC 2社が運航している。春秋航空日本は3社目の参入となる。9月はピーチ・アビエーション(APJ/MM)が1日3往復、ジェットスター・ジャパン(JJP/GK)が1日最大4往復を運航する。
運航スケジュール
成田→関西
IJ651 成田(12:00)→関西(13:30)運航日:月火水木金土
IJ651 成田(11:50)→関西(13:20)運航日:日
関西→成田
IJ652 関西(14:35)→成田(16:00)運航日:月火水金土
IJ652 関西(14:30)→成田(15:55)運航日:木
IJ652 関西(14:00)→成田(15:25)運航日:日
関連リンク
春秋航空日本
・春秋航空日本、関空へ就航 成田から(16年9月28日)
・春秋航空日本、札幌就航 成田から国内全LCC乗り入れ(16年8月20日)
・春秋航空日本、初の国際線就航 成田-武漢線(16年2月13日)
・春秋航空日本、高松から10月撤退 就航1年2カ月で(15年8月21日)
・春秋航空日本、成田から3都市就航 15年上期に新路線計画(14年8月1日)