デルタ航空(DAL/DL)は、個室タイプのビジネスクラスを導入する。2017年秋に受領するエアバスA350 XWBで導入を開始し、ボーイング777型機にも設置する。
「デルタ・ワン スイート」で、ビジネスクラスの各座席にスライド式ドアを設置することで個室空間を設ける。A350には32席を設置する。ビジネスクラスにスライドドアを設置するのは世界で初めて。
各座席は通路に面したフルフラットシートで、中央の2席間には可動式の仕切りも設置する。このほか、個室ごとに調整が可能な照明や18インチのモニターも備える。
デルタ航空は2014年11月、A350のうち標準型となるA350-900を25機発注。747-400などと置き換え、アジア路線に投入する。同社は747-400を2017年までに退役させる方針を示している。
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